和田島は、瀬戸内海に位置し、温暖な気候と豊富な海水に恵まれた地域です。和田島ちりめん漁は、紀伊水道を漁場にしており、和田島は国内でも有数の「シラス」の産地です。 清流・吉野川や那賀川から瀬戸内海に流れ込む水は、プランクトンを多く含むと言われており、そんな栄養豊富な水で育つ和田島のちりめんは、身が厚くプリプリとした食感を持ち、甘みと旨みが凝縮されているのが特徴です。和田島ちりめん物語
和田島ちりめんは骨ごと丸ごと食べられる特長を持っており、カルシウムが豊富に含まれています。さらに、DHAやミネラル、EPAなどの栄養素も豊富に含まれており、まさに栄養の宝庫です。そのまま食べるのはもちろん、どんぶり、サラダ、和食料理、出汁など、様々な料理に使用することができます。子どもから大人まで、幅広い年齢層に美味しくお楽しみいただけるのが和田島ちりめんの魅力の一つです。
和田島町は徳島県小松島市の東端に位置し、漁業が盛んな町です。町の大部分が紀伊水道に面しており、この海域は外海と内海を行き来する魚の通路にあたります。また、吉野川や那賀川などの大河川が流入するため、非常に良い漁場となっています。和田島町は戦前からちりめん(シラス)漁で栄え、現在もその伝統を引き継いでいます。